-| 2010年03月16日 |2010年03月18日 ブログトップ

電子足輪も効果なし、性犯罪防止に有効策はあるか(上)

 「ニュースの時間になると、テレビを消して生活している。暴行殺人犯の話を聞いただけで歯が震える。釜山の事件は犯人が捕まったが、うちの娘の場合は…。死んだ娘の顔が思い浮かんで、胸が締め付けられるばかりだ」 2003年11月5日に京畿道抱川市で帰宅中に行方不明となり、96日後に無残な遺体で発見された女子中学生(当時15)の母親、オム・イクボンさん(51)は15日、電話取材に対し、怒りを収めることができなかった。オムさんの娘の遺体は、自宅から6キロ離れた排水路で全裸で発見された。警察は、被害者の手足の指にマニキュアが塗られていたことから、犯人には性同一性障害があるとみて捜査を進めたが、事件から7年たっても容疑者逮捕には至っていない。 母親は「娘を無残に殺害した犯人が通りを堂々と歩いていると思うと、怒りが込み上げて耐えられない。犯人を探し出して、殺してやりたい衝動を感じる」と話した。母親は「性犯罪者に電子足輪を装着したぐらいでは足りない。社会から完全に隔離することが必要だ」と訴えた。 昨年2月1日に済州市竜潭洞で行方不明となり、殺害された保育士の女性(27)の事件も未解決のままだ。女性は8日後に涯月邑内の農業用排水路で遺体が発見された。遺体には首を締められた形跡があった。警察は車内で性的暴行に及び、殺害後に遺体を遺棄したとみて捜査を進めたが、1年たっても手掛かりすらつかめていない。

-| 2010年03月16日 |2010年03月18日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。